最近何かと耳にすることが増えた格安SIM。
格安SIMに変えれば、今の携帯電話料金を大幅に抑えることができるかもしれません。
皆さんの周りでも、「格安SIMに変えたよ!」「格安SIMに変えたら?」なんて言葉を耳にすることが多いのではないでしょうか?
「でも、そもそも格安SIMがどういうものなのかよく知らない…。」
今回はそんな方のために、格安SIMの全知識をお届けします。
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というように順を追って紹介していくので、気になっている方は一度目を通して見てください。
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Contents
そもそも格安SIMとはどんなもの?
格安SIMとはその名の通り、格安の料金で利用できる通信サービスのことです。
またSIMとは小型のICカードのことで、スマートフォンなどに差し込むことで通信を可能にします。
【格安SIMを安く利用できる理由】
格安SIMは大手キャリア(docomo、au、SoftBank)の回線を借りることでサービスを実現しています。 そのため大手キャリアと異なり、回線設備費・人件費などがかかりません。 そもそも店舗がない業者もあり、結果として格安で通信サービスを提供できるというワケですね。 |
格安SIMと大手キャリアの価格を比較
安い安いと言われる格安SIMですが、どれだけ安いのでしょうか。
大手キャリアと比較すると以下の通りです。
3GB利用の場合の月額料金の目安 | |||
大手キャリア | au | 6,180円 | |
NTTdocomo | 6,134円 | ||
SoftBank | 7,980円 | ||
格安SIM | A社 | 1,680円 | |
B社 | 1,510円 | ||
C社 | 2,390円 |
※いずれもデータ通信料+電話料を合わせた月額金額です。
上記のように、両社には最大5,000円以上の開きがあります。
毎月5,000円もムダに払っている、と言っても過言ではありません。
ただし大手キャリアであっても、家族割を適用したりすると料金が変わってくる可能性があります。
申し込み前にしっかり料金プランを確認することが大切なんですね。
格安SIMのメリット6つ
格安SIMは低価格でスマホを利用できるだけでなく、他にも6つのメリットがあります。
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【メリット①】シンプルな料金プラン
格安SIMの料金プランはとてもシンプルです。
まずは音声通話SIM(通話ができるSIM)か、データ通信SIM(WEBを利用するだけのSIM)かを選びます。
あとは利用するデータ通信量を決めるだけ。
料金に関しても”データ通信量3GBで1,510円”という風に、公式サイトにハッキリと明記されているので分かりやすいです。
ここに使った分だけの通話料が加算されるだけなので、ややこしい計算をする必要もありません。
一方大手キャリアだと、データ通信料・通話基本プラン・通話オプション・WEB使用料など料金が小分けにされていてわかりにくい点が弱みであると言えます。
【メリット②】通信の品質は大手キャリアと同じ
上述したように格安SIMは大手キャリアから回線を借りているため、通信の品質はほとんど変わりません。
当然首都圏以外や田舎では繋がらない、という事も起こらないため大手キャリアとほぼ同じ感覚で使うことができます。
どの大手キャリアの回線も速度の面では大差ないので、好きな回線を選べはいいでしょう。
ユーザーが多い時間帯に通信が遅くなることがある
格安SIMの回線は、いわば大手キャリアの回線を間借りしている状態。
そのためユーザーが多い時間帯や業者の場合、一時的に速度が遅くなる可能性があります。
特に昼の12時前後や夕方以降は混み合いやすく、普段よりモタモタして感じるかもしれません。
SNSやメールを見る上では困ることはないですが、
「仕事終わりに高画質で動画を楽しみたい」
「スマホゲームをいつでも遅延なくプレイしたい」
という方は速度重視の格安SIMや、大手キャリアを選ぶといいかもしれません。
【メリット③】電話番号を今のまま使える
格安SIMでは、今までの電話番号を使い続けることが可能です。
このサービスはMNP(Mobile Number Portability)と呼ばれ、ほぼ全ての格安SIMで利用できます。
電話番号を移行する手順はたった2つだけでとてもカンタン。
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NMP予約番号は、今契約中の業者に電話などで申請すれば貰うことができます。
ただし、転出手数料として2,000~3,000円ほどかかるので覚えておきましょう。
もちろん新しく電話番号を発行してもらうことも可能なので、自分の都合に合わせて利用を検討してください。
【メリット④】契約の縛りの期間が短い
ほとんどの格安SIMには、2年間の縛り(契約)がありません。
※大手キャリアだと2年縛りの業者がほとんどです。
業者によっては、契約から1ヶ月後に解約しても解約金がかからない場合もあります。
そのため「ちょっと契約してみて気に入らなかったら解約」という事をしても何らリスクがないんですね。
【メリット⑤】キャッシュバックなどのキャンペーンがある
格安SIMの業者の中には、新規特典・キャンペーンを行っている業者もあります。
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こういったキャンペーンは期間限定の場合も多いので、各業者の公式サイトをちょくちょく覗いてみてください。
【メリット⑥】特定のサービスが無料になることがある
格安SIMは業者ごとに異なる、ユニークなサービスを展開しています。
そのひとつが、特定のサービスが通信量無料になるカウントフリー。
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などといったサービスの、通信料がかからなくなるサービスです。
対象となるサービスは業者によって異なるので、自分が良く使うサービスがカウントフリー対象の格安SIMを選ぶと良いでしょう。
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格安SIMのデメリット5つ
多くのメリットがある格安SIMですが、一方デメリットが存在するのも事実です。
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【デメリット①】キャリアメールが使えない
格安SIMを利用する場合、下記のようなキャリアメールは使えません。
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これらのアドレスで普段やり取りをしている方は、アドレス変更の連絡等の手間が多少かかることを覚えておいてください。
格安SIMを使う場合は、GmailやYahooメールのようなフリーメールを使うことになります。
また格安SIMであっても、LINEをSkypeといった無料トークアプリも使うことが可能です。
【デメリット②】実店舗が少ない
格安SIMの業者は大手キャリアに比べると実店舗が少なめで、オンライン完結の業者が多いです。
大手キャリアの場合困ったことがあれば対面形式で対応してくれますが、格安SIMだとそうもいかないのが現実…。
家電量販店で販売はしていることもありますが、
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といった場合格安SIMの業者に、電話やメールで対応することになるので少し手間がかかります。
とはいえ格安SIMのサービスは比較的単純なので、メールや電話で十分という方も多いのも店舗が少ない理由かもしれません。
「どうしても店舗がないと不安!」という方は、店舗数が多い格安SIMを契約すると良いでしょう。
【デメリット③】初期設定を自分でする必要がある
格安SIMの初期設定は、基本的に自分ですることになります。
大手キャリアのように手取り足取り設定してくれるわけではないので、多少手間が必要です。
とはいっても、初期設定は公式サイトに詳しく記載していることが多いので特別難しくはありません。
心配な方は格安SIMを利用している知り合いに聞くか、店舗を構えた業者を選ぶのがベターでしょう。
(家電量販店で販売している格安SIMなら、店員さんがやってくれることもあります。)
【デメリット④】通話料金が高くなることが多い
格安SIMは通話料金が割高になりがちです。
というのも格安SIMは大手キャリアと異なり、完全かけ放題プランを提供している業者がほとんどありません。
たとえかけ放題を謳っていても、1回〇分までという制限をかけられている場合が多いんですね。
音声通話対応SIM(※)では原則として30秒あたり20円の通話料が料金に加算されていきます。
※通話ができる格安SIMのこと。この他にデータ通信のみのSIMもあります。
そのため毎日長時間の電話を利用する、という人はかえって高額になってしまうかもしれません。
一日何度も電話している、という方は
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を提供している業者を選ぶのも手です。
またLINEやSkype、FaceTimeなどの無料通話アプリを使えば、そもそも通話料金はかかりません。
格安SIMに申し込む前に、自分が1ヶ月にどれくらい電話しているか確認してみることをオススメします。
格安SIMがオススメの人
上記のメリットとデメリットを踏まえると、格安SIMをオススメ出来るのは以下に当てはまる人です。
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格安SIMはなんといっても安さが最大の魅力。
とにかく安く今よりスマホを利用したい!という方にはおすすめできます。
また契約の縛りがないことから、気軽に契約できるのも嬉しいですね。
格安SIMをオススメできない人
一方格安SIMを利用すべきでない人は以下。
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格安SIMを利用すると以前使っていたキャリアメールが使えなくなる、というのが最大の欠点かと思います。
どうしても今のメールアドレスから変えたくない、という方は格安SIMの利用は諦めたほうが良いでしょう。
格安SIMを選ぶ際の3つのポイント
自分に合った格安SIMを選ぶ際に、大切なのが以下の3つのポイント。
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【ポイント①】音声機能をつけるか
格安SIMは、データ通信のみと音声通話つきの2種類から選べます。
そのためネットの閲覧にしか使わない、という方はデータ通信のみのプランを選択すると良いでしょう。
また音声通話の場合も、
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などといったサービスを展開している業者もあるので、自分の利用状況に合わせて選んでいきましょう。
データ通信のみのSIMにはSMS(ショートメッセージサービス)を付けよう
データ通信のみのSIMには、オプションとしてSMS(ショートメッセージサービス)を付けることが可能。
※月額100円~200円程度
SMSには電話番号を使ってメッセージを送れるほかに、
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といったメリットがあるので、よほどのことがない限り付けることをオススメします。
※データ通信のみなので電話番号で通話はできません。
【ポイント②】データ容量をどれくらい使うか
格安SIMは契約する際に、データ容量を決めることになります。
月額料金がどれくらいかかるかは、このデータ容量の設定がミソ。
A社の場合(音声通話+データ通信) | |
500MB | 1,310円 |
3GB | 1,510円 |
6GB | 2,190円 |
10GB | 3,130円 |
20GB | 4,590円 |
30GB | 6,510円 |
上記のように申込みプランによって、大きく価格が変わってくるんですね。
「でも自分がどれくらい使うか分からない…」という方もいらっしゃるかと思います。
データ容量は契約後いつでも変更できるので、そこまでシビアになる必要はありません。
- 最初は低めに設定
- 足りなそうだったらプラン変更
という風に対応するのがベターです。
また今のキャリアでどれくらい使っているのか知りたい、という方は公式サイト等で確認しましょう。
【ポイント③】スマホは何を使うか
格安SIMを契約する場合、
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という3つの手段から選ぶことができます。
格安スマホは格安SIM業者で販売しているスマホで、安ければ月額500円(24ヶ月)程度で購入できます。
また格安スマホは格安SIMと相性がいいものを扱っているため、「このスマホは対応しているかな?」とわざわざ調べる必要がないのもメリットです。
また今使っているスマホや自分で買ったスマホを使う場合は、格安SIMに対応しているか事前に公式サイトで調べておきましょう。
格安SIMに関するQ&A
Q1.格安SIMにはどんなサイズがある?
大きい順に、標準SIM・マイクロSIM・ナノSIMの3種類。
これらのSIMは申し込みの際に選ぶことになります。
あらかじめ自分の端末がどれに該当するか調べておきましょう。
Q2.SIMロック・SIMフリーってなに?
SIMロックとは、キャリアで販売された端末が自社のSIMしか使えないようにすることです。
そのロックを解除された状態をSIMフリーといいます。
Q3.格安SIMを口座振り替えで支払いできる?
口座振り替えで支払いできる業者もあります。
Q4.大手キャリアから格安SIMへの乗り換えにかかる費用は?
0円~15,660円程度かかります。
Q5.格安SIMはテザリングできる?
格安SIMでもテザリング(※)は使えます。
※テザリングとはWi-FiやUSBを使ってスマホ以外の機器にインターネットを接続する機能です。
とにかくスマホ代を安くしたいなら格安SIMに決まり!
格安SIMに乗り換えることで、契約によっては月5,000円も節約できることが分かりました。
今の電話番号のままオトクに利用できることから、多くの人に支持されているんですね。
ですが、格安SIMにはすべての人に向いているというワケではありません。
◆格安SIMが向いているかチェック!◆
【格安SIMがオススメの人】
【格安SIMをオススメできない人】
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上記を自分と照らし合わせて、格安SIMに乗り換えるべきか今一度考えてみてください。
また格安SIM業者には、
- 特定のサービスが無料になる制度
- キャッシュバックキャンペーン
- 完全かけ放題サービス
といった様々なサービスを提供しているので、要望にあった業者をじっくり探してくださいね。
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