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自宅にインターネット回線を引きたい人必見!種類別の特徴や選び方まで解説します。

自宅にインターネット回線を引きたい人必見!種類別の特徴や選び方まで解説します。

「自宅用のインターネット回線を見直したい!」
「初めて自宅にネットを開通するけど何を選べばいいかわからない…」

インターネット回線の月額料金は決して安くはなく、できる限り慎重に選びたいものですよね。

ただ選択肢が多すぎて、どれを選べばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は最初の壁になる、固定回線モバイル回線の特徴を徹底紹介します。

それぞれに向いている人や、開通の流れまで解説しているのでネット初心者の方は参考にしてみてくださいね。

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インターネット回線は大きく分けて2種類ある

そもそもインターネット回線には、大きく分けて2種類あることをご存知でしょうか。

  • 固定回線
  • モバイル回線

どちらも全く異なる特徴を持っているため、まずは違いを理解することが大切です。

以下でそれぞれの詳細についてまとめたので、順番にチェックしていきましょう。

固定回線とは?

固定回線とは有線の回線のこと

固定回線はその名の通り、有線を使った固定の回線

ネット通信をするためのケーブルを自宅に引いてくることで、一定の金額でネットが好きなだけ使える点がポイントです。

また固定回線にも、細かく分類すると主に3種類あります。

  • ADSL(電話回線)
  • CATV(ケーブルテレビ回線)
  • 光回線(光ファイバー)

上記の中で最も主流なのが光回線です。

既存の回線で最も通信速度が速い傾向にあり、現在では固定回線=光回線と言っても過言ではありません。

さらに家用のホームルーターを利用すれば、家でWi-Fiを利用することも可能。
※契約の際にホームルーターがセットになっていることも多いです。

また光回線をつなぐには回線の業者とは別に、プロバイダ(回線をつなぐ業者)との契約が必要なので覚えておきましょう。

※以降、このページでは固定回線のことを光回線と表記します。

モバイル回線とは?

モバイル回線は無線の回線のこと

モバイル回線は無線(Wi-Fi)の回線です。

ケーブルなどの線がないことからポケットWi-Fiなどとも呼ばれ、場所を選ばず好きな時にパソコンやスマホに接続することができます。

UQWiMAXどんなときもWi-Fiなど、CMや広告で目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

容量の上限がなくネットをいつでも利用できるので、契約者数をグングン伸ばしつつあります。
※UQWiMAXだけでも3300万人もの契約者がいます。(2019年現在)

また固定回線のように工事の必要がないことから、機器が届いた時点ですぐに利用できる点も大きな長所です。

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2019年12月13日

【5項目で徹底比較!】光回線とモバイル回線はどう違うのか

光回線(固定回線)とモバイル回線は似ているようで、それぞれ全く異なる特徴を持っています。

そこで今回はインターネットの開通を考えている方に向けて、以下の5項目別に徹底分析しました。

※bps(bits per second):1秒あたりに何ビット転送できるかを表した単位

光回線 モバイル回線
速度 1Gbps~10Gbps
(10Gbps:HD動画853分を1秒でダウンロード)
440Mbps
(HD動画1分を2.5秒でダウンロード)
速度制限 なし あり
価格 月額5000円~6000円(集合住宅:4,000円前後) 月額4000円前後
開通までのスピード 工事等時間がかかる 届いたらすぐ使える
使用環境 家のみ 外でも使える

【速度】圧倒的に早いのは光回線!

光回線はモバイル回線より2倍~20倍以上通信速度が速い
光回線 モバイル回線
1Gbps~10Gbps
(10Gbps:HD動画853分を1秒でダウンロード)
440Mbps
(HD動画1分を2.5秒でダウンロード)

※1Gbps= 1000Mbps

速度の面では、光回線が圧倒的に早いです。

場所や環境に影響されがちなモバイル回線に比べると、光回線は有線なので安定しています。

「4K画質で映画を見たい!」
「オンラインゲームを一瞬の遅延なく遊びたい。」

という方であれば、光回線一択でしょう。

とはいえモバイル回線でも、HD画質の動画1分を2.5秒でダウンロードする速度があるので決して遅くはありません。

Youtubeを見る・Webを利用する程度なら、どちらの回線でもサクサク利用できますよ。

【速度制限】光回線なら制限ナシ

光回線は通信量の制限はない。一方モバイル回線は制限がかかる場合が多い
光回線 モバイル回線
 なし あり

光回線はどれだけ使っても速度制限がないのに対し、モバイル回線は速度制限がかかってしまう業者がほとんど

業者によって差はありますが一例として、

  • 3日で10GB
  • 3日で3GB

を超えると、0.128Mbps~1Mbps程度まで下がることがあります。
※次の3日間で制限解除されます。

この状態になるとメールやWEBなら何とか見れますが、動画を快適に見るのは難しいです。

「3日で10GB以上は絶対使ってる!」という方は光回線にするか、一部速度制限のないモバイル回線を選ぶと良いでしょう。
※10GB:youtube(標準画質)33時間・メール200万通程度利用できる

【価格】安さで選ぶならモバイル回線

光回線よりモバイル回線の方が月々の基本料が安い
光回線 モバイル回線
月額5000円~6000円(集合住宅:4,000円前後) 月額4000円前後

価格の面ではモバイル回線がオトクな傾向にあります。

業者によっては月額3,000円代で利用できるので、比較的気軽に始めやすいです。

一方光回線は別途で工事費がかかるので、初期費用はやや高め。
※工事とはいっても、基本的には家にケーブルを引き込む程度の簡単なものです。

ただしマンションなどの集合住宅に住んでいる場合、工事費・月額料金ともに安く設定されている場合があります。

これは光回線の機械が建物単位で用意されるためです。

一軒家でなければそこまで気にする必要はないでしょう。

初期費用はそれぞれどれくらいかかるの?

インターネット回線に申し込むと、大きく分けて2種類の初期費用がかかります。

【契約料】

  • 光回線…800円程度
  • モバイル回線…3,000円程度

【工事費】

  • 光回線…18,000円(集合住宅なら15,000円)
  • モバイル回線…なし

上記のように特に光回線の場合、工事費が大きくなる可能性が高いです。

ただし、以下に該当する場合は工事費がかかりません。

  • マンション前の住人が光回線を使っていた(既に工事が完了している)
  • 別の光回線に乗り換える(既に光回線に契約している人)

マンションに住んでいる方は、光回線の業者に問い合わせれば既に開通されているか確認できます。

工事費無料のキャンペーンを提供している業者もあるので、初期費用を抑えたい方はチェックしてみてくださいね。

【開通までのスピード】モバイル回線は届けばスグ使える

モバイル回線は機器が届いてからスイッチを入れるだけで使える。光回線は申し込みから使えるようになるまで1ヶ月以上かかってしまうこともある。
光回線 モバイル回線
工事等時間がかかる 届いたらすぐ使える

光回線を利用するためには工事が必須

混雑状況にもよりますが、実際に工事が始まるまで2週間~1ヶ月かかることもあるので余裕をもって申し込むことが大切です。
※集合住宅の場合は、大家さん・管理会社の確認のため時間がかかりやすいです。

また開通工事は立ち合いが必要で、1時間から2時間程度かかります。

引っ越しの際は再度工事をすることになるので、転勤などで頻繁に引っ越しをする方にはあまりオススメできません。

一方、モバイル回線の場合は申し込み後、届いたルーターのスイッチを入れるだけでスグ利用可能。

転勤族の方をはじめ「今すぐにでもネットを使いたい!」という方にはこちらが向いています。

ネット回線を使えるようになるまでの流れはこちら

※タップ(クリック)でそれぞれの流れが見られます。

固定回線モバイル回線

①公式サイトから申し込み

公式サイトの申し込みフォームから情報を入力して下さい。

後日確認の電話が来るので、不安なことがあればここで聞くと良いでしょう。

またこの電話で工事の日程調整をするので、それまでに空いている日時をまとめておくとスムーズに進められます。

②業者による開通工事

①で調整した日程に業者が訪問し、回線開通のための工事を行います。

光回線の工事の所要時間は1時間ほどで、一般的にイメージする工事ほど大げさなものではありません。

エアコンや電話の配管などから配線を通すだけなので、基本的には穴をあける必要もなし。
またマンションなど、既に光回線が通っている場合は工事そのものがいらない場合もあります。

ただし3月4月といった繁忙期には、申し込みから工事まで時間がかかりやすいので注意しておきましょう。
※混雑状況によっては1ヶ月以上待つこともあるそうです。

③ネットの設定をして完了!

工事が終わればパソコンに線を繋げるだけですぐにネットが使えます。

また無線(Wi-Fi)を使いたい場合は、無線ルーターの裏のIDとパスワードを入力すれば自動で繋がりますよ。
※無線ルーターはセットで付いてくる場合がほとんどですが、事前に確認しておくと安心です。

①公式サイトから申し込み

公式サイトの申し込みフォームから情報を入力してください。

申し込みフォームからは、以下のプランを選択することになります。

  • 機種(ポケットWi-Fi・ホームルーター)
  • データ容量(上限アリ・上限ナシ)
  • 保証オプション
  • 支払い方法(クレジットカード・口座振り替え)

自分のペースで決められるので、じっくり時間をかけて考えましょう。

②モバイルルータが到着したら設定して完了!

モバイルルータ―端末は自宅に直接郵送されます。

付属されたSIMカードを本体に挿入して、電源を入れてください。
※通信を行うためのICカード。業者によっては不要の場合もあります。

送付された書類などに記載された、IDパスワードをスマホやPCに入力すれば設定完了です!

【使用環境】自分の生活環境に合わせて選ぼう

モバイル回線は公園やカフェでも使えるが、光回線は家でしか使えない
光回線 モバイル回線
家のみ 外でも使える

光回線は当然ながら家でしか使えません。

一方モバイル回線は、基本的に日本中どこにいても使うことができます。
業者によっては海外でも使うことができます。

  • 家での作業がメインの人…光回線
  • 外でも家でもネットを使う機会が多い人…モバイル回線

という風に、自分の生活環境を想像しながら選ぶと後悔しにくいのではないでしょうか。

【セルフチェック!】光回線・モバイル回線あなたにはどちらが向いている?

ここまで光回線とモバイル回線の特徴を比較してきました。

「結局自分にはどっちが良いのか分からない…」という方は、以下のチェックリストを参考にして下さい。

光回線(固定回線)が向いている人

  • 家でしかネットを使わない
  • どんな動画やファイルも瞬時にダウンロードしたい
  • 家族みんなでネットを使う予定

光回線がおすすめな人は「家でネットをバリバリ使う人」です。

光回線の一番の魅力はやはり安定感のある早さ

大容量のファイルや動画を保存しても、遅さを感じることはほとんどありません。

もちろん速度制限などもないので、いわば常に”高速道路状態”です。

家にいることが多く、家族みんなでネットを使いたいなら、光回線に軍配が上がるでしょう。

モバイル回線が向いている人

  • 家だけじゃなくて外でもネットを使いたい
  • 出来る限り費用を抑えたい
  • めんどくさい手続きなしで始めたい

モバイル回線がおすすめな人は、「出かけ先でもネットを良く使う人」です。

モバイル回線の機械はポケットに入るほど小さいので、常に持ち歩くことができます。

そのため、

「カフェや出かけ先で作業することが多い」
「旅行先でもサクサクネットを使いたい」

といった方のニーズに応えることができるんですね。

また申し込みをして、最短即日で利用できる手軽さもポイント。

気軽にネットを始めてみたい、という場合はモバイル回線がイチオシです。

インターネット回線に関するQ&A

Q1.固定回線のプロバイダ(回線をつなぐ業者)はどう選べばいいの?

サービスの違いはほぼないため、特典やキャンペーンが手厚い業者を選ぶのが吉です。

詳しい解説を見る

プロバイダを選ぶ大きなポイントは、特典やキャンペーンです。

プロバイダは回線とセットになっている場合がほとんどで、セット割が適用されることがあります。

キャッシュバック制度を取り入れている場合もあるので、トータルでどのプロバイダが得なのかは事前にチェックしておきましょう。

Q2.ADSL(電話回線)ってどうなの?

今からの利用はオススメしません。

詳しい解説を見る

そもそもADSLは光回線より速度が大幅に劣ります。

  • 光回線…1〜2Gbps
  • ADSL…8~50Mbps

また、NTT東日本とNTT西日本は2023年1月末にADSLのサービス提供終了を発表しました。

そのため今から新たに申し込むのは得策とは言えないでしょう。

Q3.光回線ってWi-Fiも使えるの?

光回線でもWi-Fiは使えます。

詳しい解説を見る

Wi-Fiルーターと光回線のケーブルを繋げば、スグに利用できます。

光回線に申し込む際にWi-Fiルーターも付属することもあるので、気になる場合は確認しましょう。

もちろん複数の端末を繋げられるので、家族みんなで利用できますよ。

インターネット回線 まとめ

インターネット回線を開通するならまずは、固定回線かモバイル回線かを選ぶところから始まります。

どちらも通信を行う回線とはいえ、全く異なる特徴を持っているので慎重に選ぶ必要があるんですね。

◆光回線に向いている人◆

  • 家でしか使わない
  • 早くて安定してなきゃ困る
  • 家族全員で使いたい

⇒家でネットをバリバリ使う人

◆モバイル回線に向いている人◆

  • 家や外でも使いたい
  • 出来る限り費用を抑えたい
  • めんどくさい手続きなしで始めたい

出かけ先でもネットを良く使う人

この記事を参考に一度自分の生活環境を想像して、どちらの回線が適しているか考えてみてくださいね。

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