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引っ越し時の退去費用が不安…!平均相場と安く抑えるセルフ修繕テクニックを紹介します

引っ越し時の退去費用が不安…!平均相場と安く抑えるセルフ修繕テクニックを紹介します


家から退去するときに発生する退去費用

いざ引っ越すとなったら、どれくらいかかってしまうのか心配ですよね。

そこでこの記事では、以下の2つに焦点を当てて徹底解説していきます。

  • 退去費用の相場
  • 退去費用を安く抑えるテクニック

「部屋の床に心当たりのある傷が・・・」という方は、損をしないよう引っ越しをする前に目を通して見てくださいね。

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そもそも退去費用ってどれくらいかかるの?【箇所別の料金相場】

基本的に退去費用は敷金から精算される。酷い破損は家賃の2~3か月分が別途請求される場合も。退去費用は、よほど酷い破損がない限り基本的に敷金(※)から清算します。
(※)敷金とは入居前に支払う原状回復費用で、家賃1ヶ月分の場合が多い。

目立つキズや汚れがある場合は程度に応じて、退去費用が発生。

退去費用は多くて家賃2ヶ月〜3ヶ月分程度と言われています。

破損個所ごとにかかる、退去費用の目安は以下の通り。

【破損箇所ごとの退去費用一覧】

破損個所 料金相場
壁紙のピン穴 約750~900円
壁や天井の穴 約30,000円~/1箇所
床のヘコミ・キズ 約10,000円/1箇所
お風呂のカビ・水垢 約10,000〜20,000円
台所の汚れ・破損 約15,000〜25,000円
部屋全体の汚れ 約10,000〜30,000円

これらの費用はあくまで目安ですが、汚れや破損の度合いによっては高額な請求がされる可能性もあります。

あらかじめ引っ越し準備をするときなどに、一度部屋全体に当てはまるものがないか確認しておきましょう。

退去費は「全て自己負担」になるわけではない【オーナー負担との線引き】

壁の日焼けや家具設置による汚れはオーナー負担、ネジやピンの穴・カビやシミは入居者負担の場合が多い。契約書を要確認!

退去費は全て入居者が負担するわけではなく、場合によってはオーナーが負担することもあります。

線引きとして見られるのは「通常使用を超えた破損かどうか」ということ。

【オーナー負担になる事例】

  • 壁紙の日焼け
  • 家具設置による壁のヨゴレ
  • 経年劣化による床の摩耗

【入居者負担になる事例】

  • 壁にピンやネジの穴が開いている
  • 床や壁のカビやシミ
  • キッチンや浴室の通常使用の範囲を超えたカビや汚れ

これらの判断基準は契約や、大家さんのさじ加減な部分があるのも事実です。

退去費用は例外として、経年劣化・災害などの自然破損なら免除される場合がほとんど。
国土交通省のガイドラインには、以下のように定義されています。

賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるよう
な使用による損耗・毀損(以下「損耗等」という。)を復旧すること」

引用:原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(国土交通省)

引っ越しをする前に見積もり書を大家さんに発行してもらって交渉をすると、不要な負担をスルーできるでしょう。

契約内容によって退去費用の支払いを義務づける”特約”が設定されていることがあるよ。
契約書を事前に確認しておこうね!

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自分でできる!少しでも退去費用を安くするテクニック4

退去費用を安くするには、引っ越し前の原状回復がキモです。

そこで今回は、退去費用を安くするために有効な4つのテクニックをピックアップしました。

  • 【テクニック①】壁の穴を埋める
  • 【テクニック②】床・キズがあれば補修する
  • 【テクニック③】キッチンの油汚れを落とす
  • 【テクニック④】浴室のカビを掃除する

【テクニック①】壁の穴を埋める

壁の穴は木工用ボンドとティッシュでカンタンに埋まる

ピンやネジで空いた穴は、木工用ボンドティッシュがあれば簡単に塞げます。

【壁の穴を埋める方法4ステップ】

  1. 穴の入り口にボンドを少し付ける
  2. 穴に細くしたティッシュを当てる
  3. ティッシュを画鋲などで押し込む
  4. 爪で壁紙の模様の凹凸をつける

数ミリの穴ならこのテクニックだけで、穴が見つけられない程に。

この方法が上手くいくか心配な方は、ホームセンターや雑貨店などで売られている専用の補修キットを購入するのも手ですよ。

壁の穴は数が多いほど退去費用も掛かるので、時間があれば徹底的に埋めてしまいましょう。

【テクニック②】床にキズ・へこみを補修する

床、畳は傷の状態によって修繕方法が違う。凹みは湿らせたタオルの上でアイロンを当てる、引っかき傷は乾いた布にハンドクリームを取って拭く、深い傷は修繕ペンで。

普段気を付けていても、気づいたら何故かついてる床のキズやヘコミ。

床のキズは状態によって補修工法が異なるので、該当するものをチェックしてみてください。

※タップ(クリック)でタブを切り替えられます。

床・畳のヘコミ床のひっかき傷床の深い削れ跡

【用意するもの】

  • アイロン
  • タオル
  • コップに入れた水

【やり方】

  1. タオルを水に浸して硬く絞る
  2. 絞ったタオルをヘコミの上に乗せる
  3. タオルの上から中温程度でアイロンを60秒ほど当てる
  4. タオルの水分がなくなりそうになったら、コップの水をタオルにかける
  5. 複数回くり返す

【用意するもの】

  • ハンドクリーム
  • 布の切れ端

【やり方】

  1. 乾いた布にハンドクリームを取る
  2. キズの上から優しく塗り込む

【用意するもの】

  • 専用の補修ペン・傷消し専用クレヨン
  • 乾いた布

【やり方】

  1. 削れ跡の周りのヨゴレや水分をふき取る
  2. 補修ペンで木目に沿って傷をなぞる
  3. 乾いた布で塗った部分をなじませる

床のキズは隠れている場合が多いので、できる限り大きな家具や家電を運び出してからくまなくチェックしましょう。

【テクニック③】キッチンの油汚れを落とす

キッチンの汚れはレベルによって掃除方法を変える。レベル1・メラミンスポンジ、レベル2・熱湯につける、レベル3・重曹で漬け置き。

以下のようなキッチンの油汚れは洗剤やスポンジではなかなか落ちませんが、正しい方法を用いれば簡単に落とすことが可能!

  1. 水垢・新しい油ヨゴレ
  2. グリルの受け皿にこびりついたヨゴレ
  3. 長時間放置した油ヨゴレ

上記3種類の汚れをレベル順に分けて掃除方法を紹介していきます。

【ヨゴレレベル①】水垢・新しい油ヨゴレ

まずは100均やドラッグストアでメラニンスポンジを用意しましょう。
※メラニンスポンジとは「激落ちくん」などのような白い樹脂製のスポンジです。

あとはメラニンスポンジに水を付けて、汚れをこすりとるだけ

最近できたヨゴレであれば簡単に落とすことができるでしょう。

【ヨゴレレベル②】グリルの受け皿などのこびりついたヨゴレ

グリルは汚れが焼き付いているので、こすり取るのは一苦労です。

そこで効果的なのが、熱湯
バケツや洗い桶に熱湯をためて、汚れた部品を入れてください。
※取り外せないものはかけるだけでもOK

しばらくすると自然と汚れがはがれて浮いてきます。

浮いた汚れは中性洗剤を付けたスポンジでこすり落とせばキレイになりますよ◎

【ヨゴレレベル③】長時間放置した油ヨゴレ

長い間放置してしまった油ヨゴレに効果的なのが、重曹です。
※ドラッグストアや100均などで購入できます。

重曹はアルカリ性なので、酸性の油を分解してくれる性質があります。

まずは重曹と水を、3:1の割合で溶かしてペースト状にしましょう。
そのペーストをヨゴレの上に塗り、ラップで密封して1時間放置。

そうすると油汚れが剥がれ落ちるので、あとはスポンジで軽くこするだけでOKです!

【テクニック④】浴室のカビを掃除する

浴室のカビ取りは、カビ取り剤を吹きかけた後にラップをして放置

浴室でなかなか綺麗にならないヨゴレ、カビ

カビは菌の一種なので、スポンジでこするだけでは落ちません。
(放っておくとドンドンと繁殖してしまう厄介者です…)

カビには、市販のカビ取り剤が一番効果的です。

カビ取り剤は、カビがある場所に直接かけるだけで分解してくれます。

壁のタイルやパッキンなど、気になるところに覆い隠すくらい吹きかけましょう。
この際ラップで密封して、カビ取り剤の乾燥を防ぐとより効果的です。

15分ほど放置したら、お湯で洗い流せば完了します。

カビ取り剤は強い薬品だから、ゴム手袋をして必ず換気をするようにしてね~

今回は退去費用の相場と、安く抑えるテクニックを紹介しました。

引っ越しは何かとお金がかかるので、ムダな出費はできる限り抑えたいものですよね。

退去費用は工夫次第では大きく削減できる可能性があるので、今回紹介した4つのテクニックを活用して少しでも負担を軽くしましょう。

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